点字は、
「支えます」の
意思表示。
点字が入った一枚は、視覚障害のある方に情報を届けるとともに、障害のある方への配慮に取り組む姿勢を、目に見える形で示します。障害者差別解消法にもとづく合理的配慮への備えとしても。表記ルールに沿った正確な点訳で、あなたの会社・お店・ご自身の姿勢を形にします。
実際の資料では、墨字(すみじ=通常の印刷文字)と点字を内容に応じて並べて配置します
点字には、「読むため」と「伝えるため」の二つの役割があります
個人に確実に届く必要がある大切なお知らせのように、点字でなければご本人が読めない情報もあります。一方で、多くの点字資料が担っているのは、「支える意思がある」ことを目に見える形で示す役割です。私たちは、その両方を大切にしています。
必要な人に、必要な情報を確実に
本人が内容を正しく読み取れることが何より大切な資料です。一文字の誤りも許されないため、表記ルールに沿った正確な点訳が欠かせません。
- 行政機関や事業者から個人に届く大切なお知らせ
- 契約内容や利用規約など、本人確認が必要な書類
- 施設の利用案内・緊急時の連絡先
「あなたを支えたい」という姿勢を形に
点字があること自体がメッセージになる資料です。障害のある方への配慮に取り組んでいることを、視覚障害の有無にかかわらず、手に取ったすべての人に示します。
- 会社案内・パンフレット・採用資料
- お店のメニュー・ショップカード
- 挨拶状・案内状・個人のお手紙
読める人が少なくても、点字を置く意味
国内の視覚障害のある方は約30万人と推計されていますが、少し古い全国調査(2006年前後に実施されたもの)によると、そのうち点字を読み書きできる方は1割程度にとどまるとされています。
- それでも、点字の凹凸は「この資料は、誰かのことを思ってつくられた」という事実を、読めない人にも、見える人にも伝えます。
- 点字は、障害のある方への配慮を社会に示す、もっともわかりやすい「しるし」のひとつです。
- だからこそ、そのしるしが間違っていては意味がありません。象徴として置く点字も、読める方が触れたときに正しく読めることが前提です。
点字資料は、合理的配慮の取り組みのひとつです
2024年4月に施行された改正障害者差別解消法により、事業者による障害のある方への「合理的配慮の提供」が、努力義務から法的義務になりました。障害のある方から配慮を求められたとき、過重な負担にならない範囲で、必要な対応を行うことが求められています。
求めに応じた対応に
「書類を点字で読みたい」といった個別のお申し出に、案内文や書類の点字版をつくって応えることができます。
あらかじめの備え(環境の整備)に
よく使う案内・メニュー・利用規約などの点字版を事前に用意しておけば、お申し出があったときに、すぐお渡しできます。
取り組みを示す記録に
点字版の用意は、社内や取引先に対して、合理的配慮に取り組んでいることを具体的に示す材料にもなります。
※ 求められる配慮の内容は、事業の分野や場面、お申し出の内容によって異なります。点字版が適しているかどうかも含めて、お気軽にご相談ください。
「しるし」だからこそ、正しく読める点字で
点字には、かなの表し方だけでなく、分かち書き(語の区切り)、数字やアルファベットの前に置く記号、漢字の読み分けなど、細かな表記ルールがあります。ワークラボ点字工房では、地域の点字サークルで点訳に携わるスタッフが、こうしたルールに沿って点訳からレイアウトまでを手がけます。図表の表し方など判断の難しい部分は、点訳士の資格を持つ方に相談できる体制も整え、読める方が触れたときに違和感なく読める点字をお届けします。
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ご依頼主さま
原稿(データまたは現物)をお預かりします
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点訳・レイアウト
表記ルールに沿って点訳し、読みやすく配置します。読みの判断が必要な箇所はご依頼主さまに確認します
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校正(ダブルチェック)
原稿と点訳データを照らし合わせ、複数の目で確認します
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校正原稿のご確認
校正原稿をお渡しし、内容や読み方をご依頼主さまにご確認いただきます
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印刷・仕上がり確認
点字プリンタで印刷し、点の状態を確かめてお届けします
正確さを支える三つのこだわり
表記ルールに準拠した点訳
日本点字表記法にもとづき、分かち書き・数字・アルファベット・記号まで正確に点訳します。固有名詞や社名の読みは、事前にご依頼主さまへ確認します。
複数の目による校正
点訳した人とは別の目でも原稿と照合し、誤りや表記ゆれがないかを確かめます。さらに校正原稿をご依頼主さまにご確認いただいてから印刷に進みます。
印刷後の確認
印刷後は点の状態を確かめ、できるだけ読みやすい状態でお届けできるよう心がけています。点字プリンタの特性上、点の出方に多少のばらつきが出ることがあります。
言葉で掲げるだけでなく、手渡せる形で
「多様性を大切にしています」という言葉は、どこにでも書けます。点字の入った一枚は、その言葉が本気であることを、触れられる実物として示します。
支える意思の表明
企業やお店、個人が大切にする「誰も取り残さない」姿勢を、言葉だけでなく実物として示せます。
合理的配慮への備え
点字版を求められたときにすぐお渡しできるよう、案内や書類の点字版を用意しておけます。
さりげない安心感
点字があることで、障害のある方やそのご家族に、配慮のある相手だと感じていただけることもあります。
記憶に残る手触り
「触れる」資料は強く印象に残り、手渡すその瞬間の会話のきっかけにもなります。
CSR・SDGsの発信に
「誰もが使えるデザイン」への取り組みとして、採用ページや報告書、周年施策などでも紹介いただけます。
就労B型の仕事をつくる
点字資料のご依頼は、就労継続支援B型で働くスタッフの新しい役割をつくり、工賃を生み出すことにつながります。
行政のお知らせから、個人のお手紙まで
一枚ものから複数ページの冊子まで、原稿をお預かりして点訳・印刷までまとめてお引き受けします。
通知書・お知らせ
個人宛てに届く大切なお知らせなど、ご本人が正確に読み取る必要がある文書の点訳・印刷に対応します。
会社案内・パンフレット・採用資料
会社や団体の姿勢を伝える資料に点字版を用意し、取引先や来訪者、応募者にお渡しいただけます。
点字メニュー・ショップカード
飲食店や店舗のメニュー、営業案内を点字でご用意。「どなたでも歓迎します」という思いが伝わります。
施設案内・利用のしおり
病院・福祉施設・学校などの利用案内や連絡先一覧を、点字でもお渡しできるようにします。
挨拶状・案内状・お手紙
開業や就任のご挨拶、式典の案内、大切な方へのお手紙など、一枚からご依頼いただけます。
「点訳」と「印刷」の二つだけ。わかりやすい料金です
料金は、点字にしたときの点字用紙の枚数をもとに計算します。原稿をお預かりしたあと、必要な枚数を算出してお見積もりします。
点字用紙 1枚分の点訳
原稿を点字に置き換え、校正まで行う費用です。点訳・レイアウトと、校正(ダブルチェック)を含みます。
点字印刷 1ページ
点訳したデータを点字用紙に印刷する費用です。部数に応じてページ数分がかかります。
料金のめやすを計算する
点字用紙の枚数と部数を入れると、おおよその料金がわかります。
点訳 2枚 × 2,000円 + 印刷 2ページ × 10部 × 500円
ご依頼の例(金額はすべて税込)
| 内容 | 点字用紙 | 部数 | 点訳料 | 印刷料 | 合計(税込) |
|---|---|---|---|---|---|
| 挨拶状・案内状 | 1枚 | 10部 | 2,000円 | 5,000円 | 7,000円 |
| お店のメニュー | 2枚 | 5部 | 4,000円 | 5,000円 | 9,000円 |
| 会社案内・お知らせ | 3枚 | 20部 | 6,000円 | 30,000円 | 36,000円 |
・漢字かな交じりの文章は、点字にすると読み(かな)で表し、語の区切りに空白も入るため、墨字より分量が増えます。点字用紙の正確な枚数は、原稿をお預かりしたうえでお知らせします。
・郵送の場合、送料はご依頼主さまのご負担となります。
お問い合わせから納品まで
お問い合わせ・原稿のご送付
用途、部数、ご希望の納期をお知らせください。原稿はデータ(Word・PDFなど)でも、印刷物の現物でもお預かりできます。
お見積もり・ご発注
原稿から点字用紙の枚数を算出し、「点訳料+印刷料」でお見積もりします。社名・人名・地名などの読み方もこの段階で確認させていただきます。
点訳・校正約1週間
表記ルールに沿って点訳し、読みやすいレイアウトに整えたうえで、複数の目で校正します。図表など表現の難しい部分は、必要に応じて専門家にも相談します。
校正原稿のご確認ご依頼主さま
校正原稿をお渡ししますので、内容や読み方、レイアウトをご確認ください。修正したい点があればお知らせいただき、反映します。
印刷・仕上がり確認ご確認後 約1週間
ご確認いただいた内容で点字用紙に印刷し、点の状態を確かめます。
お渡し・お支払い
高松市内の方は、完成品と引き換えに手渡しでお渡しします。市外・県外の方は、着手前にお振込みいただいたうえで郵送にてお届けします(送料はご依頼主さまのご負担となります)。
秘密の保持について
点字資料の制作では、個人宛ての通知や、障害の状況にかかわる書類など、個人情報や秘密にすべき情報を含む原稿をお預かりすることがあります。ご依頼主さまが大切に扱っていらっしゃる情報として、ワークラボ点字工房でも次のとおり慎重に取り扱います。
- お預かりした原稿・データおよびそこに含まれる情報は、ご依頼いただいた点訳・印刷の目的以外には使用しません。
- 法令にもとづく場合を除き、ご依頼主さまの同意なく第三者に開示・提供することはありません。
- 作業は必要な範囲のスタッフに限って行い、外部の専門家に相談する場合も、必要な部分に限り、守秘を前提として行います。
- お預かりした原稿や作成した点訳データは、外部に漏れることのないよう適切に管理します。
- 点訳データは、増刷や翌年度以降の同様のご依頼に活用できるよう保管します。原稿のご返却やデータの廃棄・消去をご希望の場合は、お申し付けください。
秘密保持に関する書面の取り交わしなど、ご要望がありましたらご相談ください。
はじめての方によくいただく質問
点字のことをよく知らないのですが、相談できますか?
もちろんです。どの資料に点字を入れるとよいか、墨字と点字をどう並べるかといったところからご提案しますので、専門知識がなくてもご相談いただけます。
点字を読める人が少ないのに、点字を入れる意味はありますか?
あります。点字は、読める方にとっては情報を得る手段であり、読めない方や見える方にとっては「障害のある方や弱い立場の人に配慮している」という姿勢を示すしるしです。ただし、しるしとして置く点字も、読める方が触れたときに正しく読めることが前提です。だからこそ私たちは、正確な点訳にこだわっています。
図や表の入った資料も点訳できますか?
ご相談ください。図表は点字でそのまま表せないことが多いため、説明文に置き換えるか、どのように配置するかを資料ごとに検討します。判断の難しい部分は、点訳士の資格を持つ方にも相談しながら進めます。
「点字用紙1枚分」とは、どのくらいの分量ですか?
点字は一文字ごとに一定の大きさが必要なため、同じ内容でも墨字より多くの紙を使います。分量は原稿の文字数や漢字の多さによって変わるため、原稿をお預かりしたうえで正確な枚数をお知らせします。まずは原稿をお送りください。
あとから同じ資料を増刷できますか?
はい。点訳料は同じ原稿であれば初回のみで、増刷の際は印刷料(1ページ500円・税込)だけでご用意できます。内容を一部変更する場合は、変更箇所についてご相談ください。
既存のパンフレットやメニューを、そのまま点訳できますか?
はい。お手持ちの資料のデータや現物をもとに点訳します。写真や図表など点字で表しにくい部分は、どのように説明文に置き換えるかをご相談しながら進めます。
納期はどのくらいかかりますか?
ご発注から校正原稿のお渡しまで約1週間、校正原稿をご確認いただいてからお届けまで約1週間が目安です。分量や部数によって前後しますので、期日が決まっている場合はご相談時にお知らせください。
障害者差別解消法の「合理的配慮」の対応として依頼できますか?
はい。お客さまや利用者の方から点字での情報提供を求められた際の対応や、そうしたお申し出に備えて案内・書類の点字版を用意しておく取り組みとしてご利用いただけます。どの資料を点字にするとよいかも含めてご相談ください。
個人情報を含む書類を依頼しても大丈夫ですか?
はい。個人宛ての大切なお知らせなど、個人情報や秘密にすべき情報を含む原稿もお預かりしています。お預かりした情報は点訳・印刷の目的以外には使用せず、第三者に開示することはありません。原稿はメール・郵送・お持ち込みのいずれでもお受けします。詳しくは「ご依頼の流れ」内の「秘密の保持について」をご覧ください。
高松市外・県外からでも依頼できますか?
はい、承っております。着手前に指定口座(ご依頼の流れに記載)へお振込みいただいたうえで、完成品を郵送でお届けします(送料はご依頼主さまのご負担となります)。
まずはお気軽にご相談ください
点字資料の制作について、お見積もりやご相談は下記フォームにて承っています。原稿がお手元にある場合は、分量(ページ数や文字数)をお書き添えください。
お問い合わせはフォームから
下記フォームに必要事項をご入力のうえ、送信してください。原稿は、ご返信後にメール・郵送・お持ち込みでお送りいただけます。
返信までの目安
通常2〜3営業日以内にご返信いたします
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